どうしたらいいのだろう大企業。  「特集 パナソニックとシャープを辞めた人たち」 日経ビジネス 2013年5月20日号

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日本の大手製造業が軒並み不振となり、早期退職や依願退職をして新天地を探している人たちが多いです。

以前TVでも放映されていたけど、日経ビジネス2013年5月20日号で改めてパナソニックやシャープを去った人たちのその後の足取りを追った記事を特集していました。

アイリスオーヤマでは、元日系製造業の専門的な知識や技術を持った人たちを買って、獲得を進めているようです。

一時期円安が進んだこともありますが、一定の品質を保つコスト・ロジスティックスなどを考慮すると日本で作っても充分ペイする、と言う思惑があるからだそうです。

 

もちろん再就職するにあったっては年収が落ちるわけですが、それでも必要とされて仕事をする限りにおいて、わけのわからない仕事についてしまうよりよっぽどいい。

そもそも大企業と呼ばれる組織に所属していながら、本当の意味での自分の価値を正しく認識できるひとは少ないと思います。

大企業では多くの場合、自分の給料は大体インフレしてますから。

 

 

一方で、そんな中コストを下げろと言われても下げられない。

だからと言って安いところに出そうとすれば厳格なルールによって与信が通らない、信用できないなどとなる。

 

それでも少しでもコストを下げようと外注に出すことになるわけですが、今度はどんどん自分たちが手を動かすことが少なくなって、自社に何も溜まらなくなってきてしまう。完全に空洞化です。

 

でも硬直化・分業化・外注化する企業では、自分の価値を高めることも意外に難しいものです。

 

結局管理だけを仕事にする人たちが増え、固定費がどんどん積まれていく。これって本当にコストダウンになっているのでしょうか?

そしてそこで働く人たちの価値って一体なんなのでしょう?何をするとブレークスルーするのかな。

 

製造業に関して言えば、別にものづくりに固執しなくてもいいですよね。ただ単に物を作って売って、ハイさよなら、ってだけじゃ、どうしたってコストで中国その他に絶対勝てない。

イヤ、ものづくりは大事だし、無くならないし、必要だし、それを核としても良いと思いますが、モノだけに焦点を当てず、その周辺やそのものが生み出す価値で対価をもらえるようにならないでしょうかね。(あぁ、こういうと陳腐な物言いだけど、コトバが見つからない・・・)

iPodiTunesのようなAppleの成功を見て、短絡的にモノに”サービス”を付加する、なんていうのじゃなくて。。。

 

うーん、自分が出来ない言い訳のようになってきたし、何が言いたいんだかわからなくなってきたのでこれにておしまい。

 

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日経ビジネス 2013年5月20日号 パナソニック シャープを辞めた人たち

 

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