ドコモが旅行業に参入 JTBと組みネット通販

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ドコモがネット通販事業に本格的に乗り出してくるようですね。

[ドコモ、旅行業に参入 JTBと組みネット通販 【日本経済新聞2013.5.31】]

わざわざ6月の株主総会で定款を変更して旅行業を追加するとか。

単なる代理店や情報発信をするだけではなく、ちゃんと旅行業者としてフィーを得ていくってことなんでしょうね。

以前にもMAGASEEK(マガシーク)を買収してますし、いよいよ本腰でしょうか。

 

ところでよく知らなかったので”旅行業”ってどんなもんかとちょっと調べてみると、意外に面倒くさいというか、参入障壁がありそうな感じ。旅行業登録が必要ってなってるけど、”許可制”って感じです。

観光庁のホームページによると旅行業は三段階に分かれていて、

 

第一種旅行業:

 国内外に関わらず一切の旅行に関する業務ができる

第二種旅行業:

 パッケージ旅行は国内のみ、顧客のオーダーメイドなら国内外、

 顧客の希望による輸送機関や宿泊施設の手配は国内外の業務が出来る

第三種旅行業:

 パッケージ旅行は自分の営業所近辺ならOK、残りは第二種と同じ

地域限定旅行業:

 パッケージは第三種と同じ、オーダーメイドも営業所近辺のみ

 

 らしい。第一種は観光庁、第二種三種は都道府県への登録に。

 しかも財務諸表上、基準資産と言うのをクリアしなければならない。計算式があって上から3,000万円以上、700万円、300万円、100万円と結構高額!

 ※基準資産額は、最近事業年度の決算書による貸借対照表、又は財産に関する調書に基づき算出

 

更にさらに営業保証金と言うのを旅行業協会に供託しなければならず、7,000万円、1,100万円、300万円、100万円と結構な額。

これは旅行を手配したお客さんを保護するためで、旅行取扱額というのは必ずしも少なくなく、何かあった時の保険みたいな形で供託金を出させるよう法律で義務付けている、と言うのが理由だそうです。

結構ハードル高いですね。

単なる代理店をやるなら上記のような登録は必要ないですが、自分たちでパッケージを作って売ることはできません。

 

まあネットの売上の中でも、旅行ってのはかなりの額を占めてますしね。

例えば楽天のネット売上の11%強は楽天トラベル。ドコモがネット通販を押し上げようとするなら旅行業への参入は必然だったというところでしょうか。

 

利用者としてはより良いサービスが出てくるのは好ましいことです。