秩序は守られるために絶え間なく壊されなければならない

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 とても好きな書籍、福岡伸一先生の「生物と無生物のあいだ」の一文。

この世を形作る真理の一つでしょう。きっと。

 

難しいことは私にはわかりません。

でも、我々は常に流れの中で生きているので、ある場所、あるもの、あることに固定したり、固執したり、しがみ付き続けることはむしろ不自然で長続きしない、と言うこと示唆しているように感じます。

 

生物には生命の危機を避けるために先回りして自殺するよう自己プログラムされた計画死~アポトーシスが存在します。がん細胞なども基本的にはこの作用によって自浄されています。

 

 

また、伊勢神宮は20年に一度、全ての建物や神宝を新しく造り替える式年遷宮と言う儀式が有名ですね。根本には「常若の思想」があり、衰えることなく常に若々しいエネルギーに満ちた状態で、そこに宿る神々にも力強く居続けてほしいという願いが込められています。

 

細胞レベルでも、昔の人々の中にも、そういった思いは受け継がれて今を作っているのでしょうね。

 

普段の仕事や生活をしている中で、この言葉をときどき思い出しては気持ちを新たにしています。(しようと思っている、って感じか。できてるわけじゃないしw)

 

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

 

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