眼鏡業界とJINS (ジェイアイエヌ)

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 最近、眼鏡のJINSがとても勢いがある感じがします。

JINSZoffなど格安眼鏡は何度か買ったことがあります。

正直言えば、寝るとき以外ほぼ眼鏡をかけていると、掛け心地感ではしっかりとしたブランドのものよりはどうしても劣る感じがします。

ただ出初めのころこそ難があったものの、今ではデザインも悪くないし、レンズも非球面だし、随分と良くなってきました。

 

そんなわけで(?)ちょっと気になったので眼鏡マーケットを少しだけ調べてみました。

 

◆眼鏡の市場規模:

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 あまり気にもしていませんでしたが、眼鏡市場って縮小しているんですね。4,000憶円を既にきってる・・・

むしろ盛り返しているのかと思いました。

 

◆眼鏡各社の業績:

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かつては「メガネトップ」、「パリミキ」、「メガネスーパー」が御三家と呼ばれていたそうです。が、ジェイアイエヌJINS)がその一角を崩しています。

やはり業績を見ても、JINSはこの中で最も勢いのある企業ですね。

2013年5月30日には東証一部にも上場してます。

 

ありきたりですが原動力は原価、人件費を極力抑えた経営ってことでしょうか。

原価率は23.3%(12年8月期)と高級眼鏡と変わらぬ原価率だそうです。

 

ビジネスモデルとしては、フレームデザインは社内で行いつつ、製造は中国、韓国、ベトナムなどに分散して委託。

ばらつきも出そうなものですが、国内屈指のメガネの産地福井県鯖江市の職人に技術指導を仰いだり、独自の基準で品質を保っているとか。また眼鏡の可動部のネジは日本製を利用するなど、品質にもこだわりを持っているとのこと。

人件費は各店舗での社員数を押さえアルバイトで賄うという、王道の方式。

派手に何かすごいことをやっているわけではないですが、やっていることがうまく回転している感じです。

 

別にJINSを賞賛するわけじゃないですが、地道な業務の積み重ねと勢いが合わされば、どんどんプラスのスパイラルにはまっていく典型ですね。

 

日本のメガネと言えば、前述の福井県鯖江市ですが、国内での生産シェアは約90%と高いものの海外まで合わせるとなかなか厳しい状況のようです。

労働集約型の典型であれば日本企業は強いですが、設備産業中心となった場合、生き残りの道を早く探さないと、規模を維持できないですね。

直結しませんが、3Dプリンタを代表するような製造業に対する挑戦が出てくると、今までのやり方、考え方は通用しなくなりますもんね・・・

 

良いものが安く提供されるよう、競合他社さんにも頑張ってもらいたいです。

 

ジェイアイエヌJINS

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