不格好経営 -チームDeNAの挑戦 を読んだ

DeNAの創業者 南場智子さんがはじめて書いた経営書(?)、「不格好経営」を読みました。

ご本人がいっているとおり、成功体験やきれいごとを綴った書籍ではありません。

が、だからこそ面白いのかもしれません。

昔の「iモード事件」(松永真理 著)のような感覚の本です。

 

内外の人たちに支えられつつ、自分の考えを時には貫き、時には教わり、時には変化させ経営していくその姿こそ、会社を作り、成長させていく本当の姿なのかもな、と思えてきます。

とても人を大事にしているのだな、というところが随所に出てきます。

 

色々感じ入る文はいくつもあり、感じ方も人それぞれでしょうが、ひとつ上げるとすると、

「事業リーダーにとって。「正しい選択を選ぶ」ことは当然重要だが、それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要になる」でしょうか。

これは「胆力」だそう。

 

正しい選択なんて早々できません。もちろん、がんばって正しいものを選ぶ努力は必要ですが、石橋をたたいてたたいて、たたきまくって、石橋を壊す、なんて笑えない話は日常茶飯事・・・

それより選んだ道を正しくする馬力(胆力)が、リーダーには必要なんでしょうね。

 

最近では藤田晋さんの「起業家」とならんで面白い経営者の書のひとつだなと思いました。

 

不格好経営―チームDeNAの挑戦

不格好経営―チームDeNAの挑戦

 

◆参考記事:

[2013年6月10日 空気に支配されているから決められない? ~「空気」の構造 日本人はなぜ決められないのか 池田信夫]

[2013年5月26日 すごく良くまとまってて読みやすい。「ベンチャーファイナンス実践講義」 水永 政志]

[2013年5月22日 どうしたらいいのだろう大企業。  「特集 パナソニックとシャープを辞めた人たち」 日経ビジネス 2013年5月20日号]

[2013年5月8日 お金が教えてくれること ~マイクロ起業で自由に生きる~ 家入一真]

[2013年5月8日  起業家 藤田晋]