プロは瞬間的な喜びが醍醐味/満足を重ねて次を産む  (イチロー 4000本安打達成 会見にて)

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イチローが日米通算4000本安打を達成しましたね。

質疑応答の一問一答の中で印象的な言葉を抜いてみました。

全文はこちら

 

■プロは瞬間的な喜びが訪れ、はかなく消える。それが醍醐味。

「プロの世界でやっている、どの世界でも同じだと思うんですけど、記憶に残っているのは、上手くいったことではなくて、上手く行かなかったことなんですよね。その記憶が強く残るから、ストレスを関わるわけですよね。これは、アマチュアで楽しく野球をやっていれば、いいことばっか残る。でも、楽しいだけだと思うんですよね。コレはどの世界も同じこと。皆さんも同じだと思うんですよね。そのストレスを抱えた中で、瞬間的に喜びが訪れる、そしてはかなく消えていく、見たいな。それが、プロの世界の醍醐味でもあると思うんですけど、もっと楽しい記憶が残ったらいいのになあというふうに常に思っていますけど、きっとないんだろうなあと思います」

「楽しいことを仕事に」と言うのは、ともすると、趣味でやるような楽しみでなければならない印象を与えます。もちろん、ある瞬間の鳥肌の立つような喜び/楽しみを糧に仕事をするのは大事なことです。ですがそれまでには色んな苦しみ、ストレスがすごくありますよね。職業にしてしまうと。

こういう人がそういったことを正しく伝えてくれている、いい表現だなあ。

 

■満足を重ねて次を産む

「いえいえいえ、僕満足いっぱいしてますからね、今日だってもの凄い満足してるし、いやそれを重ねないと僕は駄目だと思うんでうよね。満足したらそれで終わりだと言いますが、とても弱い人の発想ですよね。僕は満足を重ねないと次が産まれないと思っているので、もの凄いちっちゃい事でも満足するし、達成感も時には感じるし、でもそれを感じる事によって、次が産まれてくるんですよね。あの意図的に、こんな事で満足しちゃいけない、まだまだだと言い聞かせている人は、しんどいですよ、じゃ、何を目標にしたらいいのですか、嬉しかったら喜べばいいんですよ。と言うのが僕の考え方ですけどね」

面白いですね。「満足は悪」のようないわれをすることも多々ありますよね。でも頑張って成果が出ればやっぱり満足はする。しますよそりゃ。

そして、だから次を目指すことが出来る。

 

とにかく、いつも同じコンディションを保ち、当たり前のことを当たり前として貫ける行動力と不動の精神が本当にいつも感心させられます。

なかなか出来ることではありません。

だからこそ、誰もがなかなかたどり着かないところに、手が届く人なのでしょうが。

 

おめでとうございます。